私は今でも思い出しますが3.11の東日本大震災のニュースでその時は女川のニュースをやっていました
しんどかったのですがテレビをやっと見れるようになった頃です
やはり女川のほうも津波の爪痕がひどくボランティアの方たちがたくさん汗を流していた
とても人に目立つ男性がいて地域住民の方に声をかけてたり
自分から率先して泥水や新木の処理の仕事をしていた
すごいボランティアさんがいるなぁと感心してテレビを見ていました
後に私がしたのはその人が実は被災者だったと言う事
震災で妻と娘をなくした第一人者であったと言う事
家にいたらしんどくてしんどくて苦しいからボランティアをしていると言う事
最後にこの人が言った言葉
これが終わったら妻や娘のところに行きますと言うこと
私は言葉に詰まった
今思うとこういう人が誠実な人と言うのではないでしょうか
今でもこの方を思い出します
どうか今も元気でいて下さい
面識も何も知らないのですが私の心の中に残っています